この夏休みの8月16日から上映スタートした映画で、
バードストライクから墜落して海底に沈んだ旅客機から脱出するストーリーの
映画『エア・ロック 海底緊急避難所』がスリリングで面白かったのでレビューします!
映画『エア・ロック 海底緊急避難所』の感想・ネタバレ解説
バカンスに行く途中で、飛行機が墜落するシーン
LAからメキシコのリゾート地カボに向かう旅客機がバードストライクによって
高度2万フィートから海底へと墜落します。
そして海に不時着した後に徐々に海底深くに飛行機が沈んでいきます。
生き残ったのは7人だけ・・・
- 卒業旅行のために乗り込んでいた主人公の女子大生のエヴァとその恋人と友人。
- 祖父母との3人旅行の10歳の少女のローザ。
- 彼氏との同性婚を夢見るCAのダニーロ。
とにかく墜落シーンが超怖い!展開が早すぎて凄かった!
旅客機の墜落のシーンだけでも見る価値があります。
墜落していく機体の内部描写は迫力満載で見もので、パンチは強力でしたよ!
普通であればバードストライクでは旅客機は墜落はしないはずなのに、
展開が早くあっという間に
バードストライクのあと、旅客機のエンジンは爆発して破片が飛んで機体に穴があき、
多くの乗客がポンポンとその穴から放り出されて、
座席にしがみついていた乗客も座席ごと吹っ飛ばされてしまったり、
CAが乗客を助けるために手を取り合っているとそのまま空に放り出されたりと
絶対に即死だと思わせるような展開です。
その後、ものすごいスピードで海に墜落します。
海に不時着したと思ったら、海底へと旅客機が深いところへと沈んでいくのでめちゃ怖かった。
飛行機事故の時の人間の弱さを垣間見る瞬間でした。
エヴァの恋人と友人の男性の情けないこと。
やっぱりこういう非常事態の時に人間の本性がわかるのですね?
それに対して、主人公のエヴァは勇敢でした!
飛行機墜落後に唯一溜まった空気の場所エアロックでのシーン
旅客機はエヴァたちが座っていた座席あたりがエアポケットになっていて奇跡的に生き残っていた。
エヴァのボディーガード?のブランドンが10歳のローザとその祖母を連れてエヴァのいるエアロックへ。
旅客機の墜落後の生き残りは7人。
頼りのブランドンもサメに殺されてしまって、酸欠と水圧による旅客機のダメージと
サメの恐怖の中で救助を待つことに。
映画中、ずーとハラハラドキドキ手に汗かきながら観てました。
奇跡的に救助に来た頼りのダイバーもサメに殺されてしまって絶体絶命な状態になる。
奇跡的にエアーポケットで生き残るものの、生き残れる確率が数パーセントと考えると
救助来ただけでも奇跡だし、乗客の中にダイバーがいたり、酸素吸入をしていた乗客がいたことも
全部奇跡の連続です。
でもどんな奇跡でも望みを信じて自分や周りの人を巻き込んで
言葉にして行動するということが大事なんだと感じた。
ネガティブな思考のエヴァの友人の言動は憎かったけど、
あんな場面では人間はそんなものなのかもしれない。
それにしてもネガティブ思考はあまり好まないけど・・・
最初から最後まで男2人はネガティブで情けない・・・みっともないといった印象。
機内の浸水が進んですぐ近くまでサメがやってきて足を滑らせて海水に浸かったジェドが
足を食べられてやがて失血死する場面があったけどエヴァにとってはかけがえのない恋人で
頼りにしていたボディーガードのブランドンに引き続き恋人のジェドと
2人続けての喪失感は計り知れないのに、生還に向かって果敢なエヴァに感動した。
絶体絶命の状態からの生還が好きな人にはたまらない映画だと思います!
サメと戦いながら機体から脱出するシーン
絶対絶命な状態。救助は来たけどサメに襲われてしまい希望なし。
水圧で機体が破壊し酸素も尽きてしまうことからタイムリミットに・・・・
1つの酸素タンクで生き残りの5人で脱出する作戦でした。
- サメが来たらバブルで退治する作戦
- まず10歳のローザは1つのレギュレーターを使用する
- もう1つのレギュレーターは大人4人でまわす
ですが、ローザの祖母はローザをエヴァに託してエアロックに残り死を選択をし、
ふざけたエヴァの友人は急に怯えてしまってサメの餌食になり
ここで2人脱落します。
CAのダニーロとローザはうまい具合にサメを避けて無事脱出するものの
主人公のエヴァはサメに追いかけられてピンチになります。
海底に沈んだ旅客機の中でサメに襲撃され、必死で逃げたエヴァの息が持つところが
ちょっと嘘くさいなと思ったけど、、、、
あんな海底にいて、途中にサメに追いかけられて普通は息が続かないし
機体にある簡易なビニールの救命胴衣の空気入れただけで海面まで浮上できるのか?
そこら辺は映画なんでしょうね?
そして、海面に浮上したエヴァもローザもダニーロも
うまい具合にヘリコプターに救助されて生還します。
海底のパニック映画でハラハラドキドキでとても面白い映画でした。
まとめ
映画『エア・ロック 海底緊急避難所』は、
閉鎖空間のパニック映画です。
残りわずかな酸素・水圧で押し潰されるかもしれない恐怖・逃げようにも周りには人喰いサメ
高度2万フィートから墜落しただけでも恐怖なのに、
奇跡的に生き残った7人に様々な問題が出てきて窮地に追いやられる様子を描いています。
1つ言えることは主人公のエヴァが州知事の娘であったこと。
州知事の娘がいたことで捜索は普段よりも入念に行われているということです。
もしかしたら、そのような人物がいなければ
捜索もそこまで行われていなかったかもしれないという事ですね。
それと、10歳のローザちゃんが言っていた『サメはブクブク泡が苦手と学校で教わった』
というのには驚きでしたが、
ブクブク泡でサメを回避して脱出成功したところも面白かったです。
是非、映画『エア・ロック 海底緊急避難所』を観に行ってくださね!