映画『366日』感想・ネタバレ解説!HY主題歌『恋をして』も最高!

  • URLをコピーしました!

1月10日公開の切なすぎる純愛ラブストーリーの映画『366日』を観てきました!

沖縄のバンド・HYの代表曲の『366日』叶わぬ恋を恋を歌った失恋ソングより生まれた映画です。

運命的に出会って恋をした男女の20年を描いた

純愛ラブストーリー映画『366』をネタバレ解説しました!

目次

映画『366日』の作品情報

出典 松竹株式会社

映画『366日』のあらすじ

沖縄と東京を舞台に音楽をきっかけに惹かれあった湊と美海の純愛ラブストーリー

「365日じゃ足りないくらい、あなたを愛しています――」

2003年に沖縄に住む高校生湊と後輩の美海が出会います。

2人は音楽が好きで互いにMDに自分のおすすめ曲を入れて交換し合い

距離を縮め自然と惹かれあっていきます。

そして湊の卒業式の日に海で美海が『好きです。付き合ってください』と告白して付き合うことに。

母を病気で亡くし夢も希望も失っていた湊は美海に後押しされて東京の大学に進学することになります。

2年後、美海も同じ東京の大学に湊を追いかけて進学し湊と再開。2人は幸せな毎日を過ごします。

自分の音楽を作りたいという夢に向かって音楽会社に就職した湊が急性白血病にかかってしまいます。

通訳を目指して就職活動をする美海は就職がなかなか決まりません。

そんなある日、湊は美海に突然別れを切り出し美海のもとを去ります。

その別れは互いを想うばかりの別れでした。

東京と沖縄を舞台に20年のときを超えた切ない純愛ラブストーリーです。

HY の名曲『366日』をバックに涙涙の恋愛映画です。

めっちゃ泣けるよ!

出典 松竹株式会社

映画『366日』の登場人物

真喜屋 湊を赤楚衛二さんが演じています。

美海

玉城美海役を上白石萌歌さんが演じています。

琉晴

嘉陽田琉晴役を中島裕翔さんが演じています。

香澄

望月香澄役を玉城ティナさんが演じています。

橘さん

橘 諒太役を溝端淳平さんが演じています。

陽葵

陽葵役を稲垣来泉さんが演じています。

琉太郎

琉太郎役を斉藤潤さんが演じています。

監督は新城毅彦さんです。

脚本は福田果歩さんです。

映画『366日』感想ネタバレ解説!

それでは映画『366日』の感想ネタバレ解説をしていきます!

湊と美海の出会うシーン

出典 松竹株式会社

湊のお母さんが病院に入院していてお見舞いにきた湊と、

琉晴の骨折の通院の付き添いにきた美海が初めて出会うシーンです。

琉晴のヘルメットを持っておいてと言われて

バランスを崩してしまった美海と湊がぶつかってしまいます。

カバンの中身がバラバラに散らばり手が触れて2人の目が合うシーンは時間が止まってしまうほど

出会いとしては完璧なキュンキュンシーンでした。

もしあんなシーンで湊のような男子がいたら美海でなくても好きになっちゃいますね!

ですが、湊の境遇は気の毒すぎ!!

幼い頃に父親は事故死で、高校生で母まで亡くなってしまうという設定。

このトラウマが尾を引いているのでしょうか?

後々に美海に好きなのに別れ話を切り出したのは、

こんな辛い思いを大好きな美海にさせたくないからだったからですね。

湊と美海がMDを下駄箱に入れ合うシーン

出典 TikTok
出典 TikTok

高校の下駄箱でMDを交換し合います。

自分のお気に入りの曲を当時流行していたMDをとおして2人の中は徐々に縮まっていきます。

どんな曲を好きな人に送ろうとするのか考えるだけで胸がキュンとします。

なんか昔のあるあるーーて感じがして共感。

この時流れていた曲はMr.Childrenの「名もなき詩」!また選曲も素晴らしい!

そして2人が交換するMDの選曲もあの時代のものでグッときました。

仲良くなった湊と美海は、夏休みにはCDショップに出かけます。

そして仲良く同じヘッドホンで同じ曲を聴くシーンとっても良いですよ!

出典 松竹株式会社

湊は楽しそうに音楽を聴く美海の横顔をジーと微笑ましく見ていました。

美海の事、好きなんだなーとひしひしと伝わってきます。

父を事故で亡くし、更に母まで病気で亡くなり夢も希望もなくなった湊は美海と一緒にいることで

幸せな時間を取り戻すことができたのでしょう。

高校の屋上で一緒に海を眺めるシーン

出典 松竹株式会社

湊は隣にいる美海の笑顔を見て微笑みます。

ずっと美海の笑顔を見ていたいと思ったのでしょうね。

屋上で缶ジュースを飲みながら将来について語り合うシーンでは

未来への期待感と2人の信頼感が伝わりました。

出典 松竹株式会社

湊の卒業式の日に海で美海が告白!付き合う事になったシーン

出典 松竹株式会社

卒業式の後、裸足で波打ち際を歩くシーンはとっても美しく沖縄ならではの素晴らしいブルー。

そしてこの日2月29日は美海の4年に1度の誕生日でした。

1つなんでも願い事を言っていいと言われた美海は『好きです。付き合ってください』

と告白して付き合うシーンはとっても甘くて心に刺さりましたーー!

湊の夢を後押しするように次の美海の4年後の誕生日には湊の作った曲を聞きたいとお願いします。

湊は美海に背中を押されます。

好きだからこそ、お互いがお互いのことを支え合って前に進めるんですね。

とっても美しいシーンでした。

東京で2人がより親密になって幸せに溢れているシーン

出典 松竹株式会社

東京に進学した湊を追って美海も一生懸命勉強して東京の大学に進学します。

慣れない東京でも2人はそれぞれの夢を一緒に夢を追いながら楽しく過ごしていました。

このまま幸せな時間が続きますようにと願っていてまさか別れが来るとは予想にもしていないのです。

切ない物語の結末を予想させるようなワンシーンだったのかも。

東京なのに2人がデートするのは美しい夕日の海でした。

逆光がとっても良かったーー!美しすぎ!

湊が白血病と判明し美海に打ち明けることなく別れを決めるシーン

出典 松竹株式会社

急性白血病になってしまった湊は美海に病気のことを打ち明けないまま別れを決めます。

誰よりもそばにいて欲しかったのは美海だったのに!

自分が両親を亡くして夢も希望も無くなったトラウマが大きくて同じ想いを美海にさせたくない!

美海の夢である通訳になることを奪うわけにはいかないと思ったんですね・・・

美海は自分の夢を追うことだけが今の自分の夢でなく、

湊とずっと一緒にいることが今の夢なんだと言いました。

お互いがお互いを思えば思うばかりの切ない結末に・・・。

湊は美海のことを1番に考え、あえて美海を突き放して傷つけたのしょうが

美海の心の傷はもっともっと深いものになってしまったんだと思います。

あえて切なくなるような選択をする湊には共感できずムンムンとしてしまったんですけど・・・

出典 松竹株式会社

別れた湊に部屋の荷物と一緒に思いを込めたMDを渡そうとするシーン

出典 松竹株式会社
出典 松竹株式会社

美海は妊娠していることを湊に言えずにいました。

別れた後に、高校生の時のように思いを込めたMDにメッセージを添えて湊に渡そうとします。

しかし、湊は受け取れないと拒否しました。

そのMDには『あなたが好きです。365日じゃ足りないくらい』と書かれたメッセージが!

そのMDの表には『366日』と書かれてありました。

愛しているから別れを選んだなんて!!切ない!切なすぎます!

赤ちゃんのことを言えないままの美海!

本当にめちゃくちゃ泣きましたよーー!

2012年2月29日の沖縄でのシーン

出典 松竹株式会社

赤ちゃんの陽葵ちゃん(ひまり)も3歳になり通訳の仕事に子育てに頑張った美海は、

本当の子供のように育ててくれ、ずっと美海のそばにいて寄り添っていてくれた琉晴と結婚することに!

2012年2月29日は湊と美海が別れてから最初の美海の誕生日です。

美海は受け取ってもらえなかったMDに結婚することなったことを録音して湊の実家のポストに入れます。

ですが、ポストに入ったMDをひょんなことに琉晴が持って帰ってしまいます。

湊はというと白血病の闘病3年を乗り越えて元気になりました。

美海との約束を果たすためにあの沖縄の海で湊の作った曲を美海に聴かせるために沖縄に戻ります。

出典 松竹株式会社

琉晴から美海がこの3年間どれだけ1人で大変だったのかを聞かされます。

そして陽葵ちゃんの存在も知ることに!

この時琉晴が邪魔をしなかったら運命は変わってたかもしれません。

琉晴の気持ちもわからなくはないですが、もし会えていたら結婚式はどうなったかわかりませんね。

出典 松竹株式会社

美海の結婚式の姿を見て、美海の笑顔を見て、

本当に大事な人だから幸せになってほしいと思ったんですね。

お互いがお互いを想うがゆえの行く末がこんな形となるなんて辛すぎです。

湊はこれで自分の気持ちに区切りが持てるのでしょうか?

陽葵ちゃんが東京まで来て15年前のMDを聴くシーン

出典 松竹株式会社

2月29日の美海の誕生日に沖縄から陽葵ちゃんが別れるときに渡せなかったMDを持ってきました。

2012年2月29日に美海が湊に対して録音した音声が入っているものです。

出典 松竹株式会社

そしてそのMDに添えられたメッセージは変わっていました。

『あなたを愛していましす』から『あなたを愛していました』へ

美海は気持ちに区切りをつけたんですね。

ずっと忘れられなかった湊の想いにフタをして琉晴と陽葵ちゃんの3人で頑張って幸せになる

覚悟をしたんだと感じました。

そして陽葵ちゃんも大変です。

本当のお父さんが違っていたんですから!

湊は陽葵ちゃんに『育ててくれたお父さんが本当のお父さんだよ』と言いました。

そんな簡単にはいかないですけどね!実際は・・・

すれ違っていた2012年2月29日がこの恋の運命の第2ターニングポイントでした。

第1ターニングポイントはもちろん2人が別れた時です。

運命というのは切ないものですね・・・

育ての父の琉晴と真実を知ることになった陽葵ちゃんが抱き合うシーン

出典 松竹株式会社

育ての父琉晴から港にMDを東京まで行き再会してくるようにミッションを預かり

流晴が本当の父ではないという真実を知ることになった陽葵ちゃん!

とってもとってもショックだったでしょう。

しかし、育ての父琉晴も辛かったでしょう。

ですが、2人の心の絆はそれは深いものでした。言葉はいらないのでしょう。

まとめ

めっちゃ泣ける映画です!

運命のイタズラというかなんとも切ない純愛ラブストーリでした。

湊の父と母とそして美海まで亡くなってしまう。湊も難病にかかるという設定が・・。

こんなにも病人が出るものか?と腑に堕ちないですけれど

切ない純愛ラブストーリですので是非ハンカチ持参で映画館に行ってみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次