映画『先生の白い嘘』公式Xより
SNSで話題になっていた映画『先生の白い嘘』が気になったので早速映画を観てきました!
SNSで大きな反響を呼んでいた内容を紹介します。
映画『先生の白い嘘』の舞台挨拶で何があったのか?
7月5日に、映画『先生の白い嘘』の公開初日舞台あいさつに登壇した三木監督が
今回、私の不用意な発言により皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場を借りて謝罪したいと思います。本当に申し訳ございませんでした
と謝罪されました。
批判されてる理由は?
奈緒からの『あるお願い』とは?
奈緒は『インティマシー・コーディネーター入れて欲しい』とお願いしたそうです。
インティマシー・コーディネーターは、まさにこのような作品に必要とされる存在ですね!!
インティマシー・コーディネーターとは何か?
インティマシー・コーディネーターは、映画・ドラマ・テレビの撮影現場でヌードや性的な描写などを専門とするコーディネーターです
三木監督が奈緒の『あるお願い』を断ったのはなぜか?
より、奈緒の『お願い』を断ったようです!
映画『先生の白い嘘』の舞台挨拶で三木監督のコメントは?
ニュースサイト「ENCOUNT」のインタビューで語った内容は?
奈緒さん側からは『インティマシー・コーディネーター(性描写などの身体的な接触シーンで演者の心をケアするスタッフ)を入れて欲しい』と言われました。すごく考えた末に、入れない方法論を考えました。間に人を入れたくなかったんです。
ニュースサイトENCOUNTより引用
三木監督は奈緒からのお願いを断ったが、
- 間に人を入れたくなかった。
- 理解しあってやりたかった。
- 奈緒には、女性として傷つく部分があったら、すぐに言って欲しいとお願いしていた。
- 描写にも細かく提案させてもらってた。
- 性描写をえぐいものにしたくなかったし、もう少し深い部分が大事だと思ってた。
自身の考えについてはこのようにコメントされていました。
また次のようにもインタビューで語られていました。
僕は早藤、新妻の感情は分かるのですが、美鈴の気持ちは分からない部分がありました。現場では、奈緒さんとは話し合いながら撮影を進めていきましたが、あえて距離を取ることもしました。
ニュースサイトENCOUNTより引用
この理由は、
- 奈緒さんが感じた部分の方が三木監督の考えよりも数百倍面白い。
- 奈緒さんがしっくり来ていない時は目で分かるから。
このように考えていたようです。
7月5日の映画『先生の白い嘘』の公開初日舞台あいさつでは・・・?
今回、私の不用意な発言により、皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを、この場を借りて謝罪したいと思います。申し訳ありませんでした。
さらに、関係者、スタッフ、キャスト、彼らにも大きな大きな苦しみを与えてしまったことを、この場で謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。
さらに、原作の鳥飼茜先生、ものすごくこの作品に尽力していただいたにも関わらず、裏切るような形になってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
最後に、このような状況でも、この場にお集まりいただいた皆さん、感謝しかございません。本当に本当にありがとうございました。
どんな反響だったのか?みんなの声は?
俳優の要望を断ってインティマシーコーディネーターを入れなかったことを、まるで料理の隠し味みたいに美談に仕立て上げている時点で、絶対に理解できていない
奈緒さんが大丈夫だから問題なし、という話ではないと思う。 テーマがテーマだけに本来なら企画段階でコーディナーターの起用を率先して行うべき作品ではなかったかとも思う。 個々には問題にしっかりと向きあっている方もいるのでしょうが、この監督についてはそうではなかったということなのでしょう。
奈緒さんへのケアは当然なんだけど、風間俊介さんもケアが必要だと思う。忘れられてるのが、(書かれていることに加えてさらに)残念。 最初で制作サイドでキャストへの思いやりがあればと思うけど、制度化してもいいかもねぇ~
映画『先生の白い嘘』の舞台挨拶で奈緒のコメントは?
7月5日に、映画『先生の白い嘘』の公開初日舞台あいさつに登壇し
思いをこうコメントされました。
私は大丈夫です。それを伝えようと思っていました
皆さん、いろいろな葛藤がある中、作品を見届けてくださってありがとうございます
私自身がもっとコミュニケーションを取り、公開するにあたって、皆さんを傷つけないように言葉を選んで、ちゃんとお話できていなかったことが、皆さんの不安を招いてしまったのかなと、私自身は自分のこととして深く反省しております。
でも、権力の違いとかはなく、対等なものでしたので、そこはご安心して、胸を痛めるシーンはあるのですが、私のことを心配してくださってる声も届いていますので、大丈夫ですとお伝えしたいです
まとめ
日本ではまだ実績が数少ないばかりに今回のような
インティマシーコーディネーターを採用しなかったといった事態が起こりました。
今回のことで、また同じようなことが起こらないようなることを願っています。
ですが、映画『先生の白い嘘』は抜群の演技力の奈緒さんはじめ
素晴らしいキャストさんの出演もありすごく良い映画でした。
映画『先生の白い嘘』のネタバレ感想解説については別記事をお読みくださいね!