大ヒット曲『はいよろこんで』SNS総再生回数が140億回を超える大ヒットとなり
NHK紅白歌合戦への初出場が決まった『こっちのけんとさん』
なんと兄は俳優の菅田将暉さん!
そして、こっちのけんとさんは実は双極性障害(躁鬱)であると公表されています。
その背景にはスーパースター菅田将暉の弟であるがゆえの苦悩、
兄弟コンプレックスや家族に認めてもらいたいプレッシャーなどがありました。
『こっちのけんと』双極性障害はいつから?うつ病の時代も!
つらい思いを抱え込んでうつ病や双極性障害などを発症したのでしょうか?
どのような経緯があったのか紹介します!
サラリーマン時代にうつ病に!
夜中まで仕事をすることが多く、そのうち会社に泊まるようになって、久々に家に帰ったら玄関で動けなくなりました。スケジュール管理もできないし、自分で何もできない状態でした。
NHKより引用
兄菅田将暉がますます活躍していく中、葛藤の連続でした。
兄菅田将暉の活躍で両親が喜ぶ姿を見て悩み続けます。
理想の弟を演じることを意識していたこっちのけんとさんは、
入社後1年がたった頃、家の玄関で倒れてしまいうつ病と診断され会社を退職しました。
こっちのけんとは『双極性障害(躁うつ病)』と闘っている!
以下最近のことを記載しておきます。
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) September 29, 2023
人と関わるのが恐くなってしまい、大きな動きができなくなって早1ヶ月が経ちました。
本当に申し訳ないです。
双極性障害(躁鬱)とのことでした。
何が何だか分からない毎日を過ごしていますが、
何が何だか幸せではあります。…
明日からもまだまだ双極性障害しながら出来るとこまで戦い続けるぞ
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) August 5, 2024
双極性障害(そううつ病)は、気分が高揚する躁状態と気分が落ち込むうつ状態を繰り返す脳の病気です。
躁状態では
- 次々にアイデアが浮かぶ
- 眠らなくても活発に活動できる
- 大きな買い物やギャンブルなどで散財
うつ状態では
- 一日中ゆううつな気分
- 眠れなくなったり逆に眠りすぎたりする
双極性障害は兄弟コンプレックスから?家族に認めてもらいたいプレッシャーも!
遺伝的素因のある人にストレスや身体要因が引き金となって発症すると考えられています。
兄弟や家族に認められたいというプレッシャー
3人の息子(菅田将暉・こっちのけんと・菅田新樹)の母菅生よしみさん!
命を輝かせる愛の子育て自分育て夫育て などのテーマで講演を全国でされています。
『スゴー家流自己肯定感を高め個性を高める子育て&人材育成』と題した講演をしている
母菅生よしみさんですが、こっちのけんとさんの自己肯定感はボロボロです。
スーパースター菅田将暉の活躍を見て大喜びの母親と父親の姿をみてプレッシャーを感じていました。
- 仕事もでき
- 学業もでき
- コミュニケーションもできる
父からのプレッシャーのような試練というようなものを感じていたようですね。
父親の職業がコンサルタントだっだのでこっちのけんともコンサルタントを目指しました。
実際にコンサルタント会社に勤務していましたが、うつ病で倒れて退職しています。
- 幼少期より理想の弟でいたい!
- 理想の次男でいたい
こっちのけんとさんは家族に認めてもらいたいプレッシャーが裏目に出てしまったようです。
子供の頃は引っ込み思案だった!
「自分には光は当たっていない」と思って生きてきた・・・
上と下がめっちゃ仲良くて、僕だけずっと1人で孤立してたのがありましたね。だから、僕がずっと1人でひきこもりながら、パソコンをいじったりしている中、上と下は一緒に公園に遊びに行ったりとか
TOKYO FM より引用
幼少期から“兄弟コンプレックス”を抱いていた
- 【兄】菅田将暉は小さい頃から人気者・お勉強もできるスーパースター
- 【弟】菅田新樹はコミュケーションの達人!
僕も小っちゃいころコンプレックスというか、なんか他の兄弟の方が特別扱いされてるんじゃないかって思っちゃってた
スポニチAnnexより引用
家族にふさわしくないのでは・・・と悩んでいた
- 兄(菅田将暉)と弟(菅田新樹)は活発なタイプ
- 【こっちのけんと】は家でゲームをして遊んでいるタイプ
『菅田将暉の弟』として弱々しく生きたから・・・
『理想の菅田将暉の弟というレール』を走らないといけないという思いがあったようです。
菅田将暉の弟としてやるべきことをやってとこうと思い続けていました。
『こっちのけんと』にとって『兄菅田将暉』は宝物
兄以上に美しい人はいないと思っているんだね!
兄菅田将暉を嫌いになってもおかしくないのに憧れであり宝物とまで思っています。
兄菅田将暉を超えたいと思い続けているんですね・・・
こっちのけんとさんの芯の強さを感じます。
全ての曲は『自分』に向けて作っている
- 過去の悩んでいた自分へ
- これからこれで悩むだろうなって思うような未来の自分へ
- 一番自分が知っている人=自分に向けて
人に曲を届ける前に自分自身にまず曲を届けるんですね!
『はいよろこんで』双極性障害のときに制作
【決定】
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) December 23, 2024
紅白歌合戦で披露する曲は…
「はいよろこんで」です‼️🫨
ありがとうございます!!!!!!
今年を振り絞って歌います!!!
よろしくお願いいたします!!!
📺12/31(火)19:20~
🟥紅白HP⬜️https://t.co/OBw7cKBIHG
#NHK紅白 #紅白歌合戦 #あなたへの歌 #紅白曲目 pic.twitter.com/Zy6VT7MAmt
「はいよろこんで」という言葉はいい言葉だけど、実は、裏で自分を犠牲にしているような言葉と思っていたみたい!!
「トントントン ツーツーツー トントントン」でSOSという意味で、「はい喜んで」と言って抱え過ぎてしまったっていうことを、身近な人にだけでもSOSを出していこうよ、という気持ちから作ったので
めざましMediaより引用
『死ぬな!』うつ病のときに制作
『死ぬな!』という曲を作っていたときは「この曲が完成したら自殺する」と思っていました。今考えるとめっちゃ怖いんですけど…。
NHKより引用
こっちのけんとが兄菅田将暉より未熟で情けないからできた曲なんだって
大学卒業後は、サラリーマンとして勤務しましたが2020年頃にうつ病を患いました。
2022年に大学のアカペラサークルの先輩から
けんとはうつ病のこともあったけど、普段から死生観、生きること・死ぬことについて考えているよね。それを曲にしてみてはどうか
と言われたことで曲を作り出しました。
うつ病で苦しんでいた当時のメモが大いに役立ったそうです。
『生きるのが難しいな』って思っちゃったんですけど、『死ぬな』っていうことなら、めちゃくちゃ簡単じゃん!と思って
Tokyofmplusより引用
たくさんの自殺願望者から感謝の連絡があったんだってーー
激しい気持ちの浮き沈みに悩まされる様子を明るく歌ってますね!
まとめ
こっちのけんとさんは双極性障害を患いながら、
理想の菅田将暉の弟というレールを走り続けてきました。
兄弟コンプレックスや、家族や兄弟に認めてもらいたいというプレッシャーの中
双極性障害と闘いながら素晴らしい大ヒット曲を制作しています。
いろいろな葛藤や苦悩があったでしょうが、
そんなこっちのけんとさんだからこそ制作できここまでの大ヒットになったのだと思います。
双極性障害と闘いながらできるところまで戦い続けてほしいと思います。